営業マンは、売上不振を正当化するためなら、ありとあらゆる言い訳を思いつく。
その安直な言い訳を自ら信じ込み、身動きがとれなくなることも多い。
そうすると、売上はますます落ちていき、いつの間にか言い訳は現実と化す。
頭の中で思い描いていただけの障害が、動かしがたい現実となって眼前にそびえ立つ。
彼らはみな口々に訴える。
市場が厳しい、競争が激しい、業界が危機的状況だ、この価格じゃ売れない、返事に時間がかかりすぎる、販売エリアが広すぎる、仕事が多すぎる、何をするにも時間が足りない・・・・・
おそらくどれも本当のことだろう。
では、どうやって解決すればいいのだろうか。
営業マンのやる気をそぎ、売上を悪化させるこの悪循環を、どうすれば断ち切ることができるのか。
答えは、「当たり前のことをやる」である。
営業マンがすべきことは???
営業の仕事の要と言えば、一にも二にも顧客を訪問することだ。
問題は、言い訳や怠慢から、訪問すべき顧客を訪問しないことにある。
かけるべき電話をかけなくなれば、売上はガクンと落ち、勢いは失せ、営業マンは売る気をなくす。
たいていの顧客は、自分をほったらかしにしている売り手などからは買わない。
このお客はもう自分のものだと、たかをくくって訪問するのをやめてしまうと、決して「自分のもの」などではなかったことを後で思い知らされる。
これだけは覚えておこう。
誰かが新しい顧客を得るたびに、どこかのぼんやりした営業マンが顧客を失うのである。
運を当てにするのもいいだろう。
だが、幸運の女神は、顧客を訪問しない営業マンなど助けてはくれない。
たとえ商売繁盛の神様のおかげで、買う気満々のお客が市場にあふれ、あなたに電話をかけてきて、たいした理由もないのに大枚をはたく気になったとしても・・・・・
顧客にとって「来ない人は、いない人」だという事実を直視すべきである。
あなたは、当たり前のことをやっていますか???
サンコー物産株式会社
代表取締役 副社長
細川 真一
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